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小さいメリット

札幌も土地が高くなりました。地下鉄徒歩圏などの利便性の良い土地は下がる気配は無いですね。地価の上昇、職人不足、資材の値上げ、環境への配慮、4号特例の厳格化(廃止?)による建築費の上昇により住宅価格は今後も上がることはあっても下がることは無いと思ってます。

余談ですが建築士の作業量も年々多くなっているのですが、それはなかなか価格には反映されません。う~ん残念。笑

話は戻り、では今後どうなるか予測すると、

  • 小さい土地でも(土地が高いので必然的)
  • 夫婦共働きで(家が高いので当然、また家事、子育てが忙しくとにかく時間がない)
  • 忙しいので除雪も楽に済ませたい。(カーポートなど必須)勿論庭が作れればいいけど庭の手入れは時間もお金もかかるので、、、
  • マイカー通勤できない人は交通の便は絶対条件、出来れば地下鉄徒歩圏!

という家づくりが増えていくと思います。そうなると必要となってくるのは木造の3階建て住宅です。いや4階建ても必要になってくると思います。

自分が家を建てたときのことを思い出しても、私は土地の広さは小さくても全く構いませんでした。環境や学校、普段の生活のこと、小さい土地でも家族皆が生き生きと過ごせれればそれで良いと思ってます。

何といっても土地が小さいメリットは

  • 購入する土地価格が安く済む。
  • 固定資産税も安いです。(先日の物件は安くて驚きました。)
  • 建物の表皮面積が少なくなるので光熱費も安くなる。
  • 地下鉄徒歩圏でも検討できる。
  • 利便性も近隣の施設も充実している。

などなど良いことづくめです。デメリットは広い庭が取れない。。。かなと思います。でも、、、庭の冬囲いって大変ですよ。自分で出来ない人はお金もかかります。

良いことづくめなのに3階建てはそれほど多くありません。何故か?

意匠設計屋さんが嫌がります。

理由は構造計算事務所に外注で依頼しないと構造計算が出来ないから、間取りの絵をかいてもその建物が建てられるか否かは自分では分からないからです。なので攻めた設計が出来ません。無難な設計しかできないので3階建ての建物は良い設計も少ないです。魅力の少ない家が多いです。

話は変わりますが現在地下鉄東西線の西28丁目の徒歩圏で注文住宅用地を仕入れる予定です。中学校区は3K、2Fと言われている中の一つ向陵中学校区です。敷地の広さは19坪、カーポート1台組み込みならば3LDK、角地で日影規制もクリアできそうなので木造4階建て4LDKも視野に入れてます。

その為に毎月東京にお金と時間をかけて諸富事務所さんの勉強会に参加しているのです。土地が買えたらまず、買い手が決まる前でもプラン書いて、構造計算して、確認申請だけ通すことも考えてます。プラン書いたらここにもアップしてみようっと

追記

誰も小さくて狭い家が欲しいわけでなく、私の設計する家も土地は小さいですが家は小さくない、むしろカーポート組み込みが多いので大きいですので今後は狭小住宅ではなくて都市型住宅と呼ぶことにします。

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